母性と誤解

日常
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私は本を大量に読む時期と

全く読まない時期があります。

以前にも書きましたが、

私は新幹線と飛行機の移動が

かなり頻繁にあります。

移動中はもっぱら何かを読むようにしています。

最近ではTOEICの単語帳を

ずっと見ていましたので

本を読む機会が少なかったです。

TOEICの単語もある程度覚えたので

最近はまた本を読むようになりました。

最近はこどもの性格と

親との関係について考えることがあります。

人間とは面白いもので

無意識にとった2冊の本が

かなり似通ったテーマであることに気がつきました。

一つは早見和真さん『イノセントデイズ』です。

わたしは何気なく書店で手にとって読んだんですが、

妻夫木聡さん主演で

映画化までされていた本だったんですね。

若干複雑な家庭環境で育った女の子が

殺人事件の犯人として捕まり

そして死刑を言い渡されるというところから

育ってきた環境と殺人の真実が描かれた

非常に面白いストーリーとなっています。

主人公の田中幸乃の気持ちを考えると

一人の娘の親としてやりきれない気持ちになりました。

 

もう一冊は港かなえさんの『母性』です。

こちらは1人の母親と娘の関係性

そして母親が大好きだった母

つまり娘からすると祖母

への思いと娘への気持ちとヒミツ

について描写された内容です。

この本を読んで感じることは

人はお互いのことを誤解している。

そしてその誤解は良い誤解ではなく

悪い方向へ誤解するということです。

これは私の身の回りでも起こっていますし

妻や娘との間でも

残念ながら発生してしまっていると

感じざるを得ませんでした。

人間関係の誤解で

幸せになることは皆無であると感じます。

どうすれば誤解が解消できるかは

難しいテーマでしょうが

努力を諦めてはダメなんだろうと思います。

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